今回は、
The more, the merrier.
の使い方についてお伝えします。
文法 The + 比較級, the + 比較級
"the +比較級 (SV) , the +比較級(SV)" 「SがVすればするほど、SがVする。」
の形が隠れています。
※以下、S= Subject(主語) V= Verb(動詞)とします。
ここで、SVは言わなくてもわかる場合、省略可能。
ちなみに
SVが省略される形でよく聞く表現が、
The sooner, the better. 「早ければ早いほど良い。」
The more the merrierもSVが
省略された形です。
merryの意味
Cambridge 辞書によると
Merry Christmasでも使われる"merry"は
happy
ex) a merry crowd 「陽気な群衆」
happy「陽気な/楽しい」の意味があるとのこと。
The more the merrier の意味
まず、
- more = many/much「多くの」の比較級。
- merrier = merry≒happy「楽しい/嬉しい」の比較級。
ここで、SVを補ってまとめてみると、
The more (people there are), the merrier (it will be).
「人が多ければ多いほど、より楽しくなる。」
使い方
オーストラリアに留学中、
オーストラリア人の家族にディナーに誘われて、
"Can I bring my friend?" 「友達も誘っても良いですか?」
と聞いたところ、
"The more the merrier!" 「多ければ多いほど良いよ!(もちろん!)」
の返事がきました。
友人とのパーティやお出かけの際に
「この子も誘って良い?」と聞く状況で
使われることが多いようです。
The more the merrier のCM
世界中に店舗があるスーパーマーケットのAldiは
"The more the merrier"のキャッチフレーズの
CMが有名です↓
Aldiではこのキャッチフレーズが
Christmasの定番なのだとか。
人を沢山誘って、
食欲も沢山出てきそうですね!
以上、
The more, the merrier.
の使い方についてお伝えしました。
少しでも
日々の英語学習にお役に立てれば幸いです。