オーストラリア留学体験記

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ディズニー映画の英語タイトルが分詞な理由:Tangled, Frozen事例で徹底解説

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ディズニー映画のタイトル
「Tangled」「Frozen」 のように
分詞が使われるのには、
いくつか理由が...!?

今回は、

ディズニー映画の英語タイトルが分詞な理由:Tangled, Frozen事例で徹底解説
をお届けします。

 

 

ディズニー映画タイトルに分詞が使われる4つの理由

1. 一言でインパクトを与えるため

映画タイトルは長い文章ではなく、短くて印象に残るものが好まれます。
分詞(特に過去分詞)は、短いのに「状態」や「雰囲気」を表すことができるので、
タイトルに向いています。

Tangled = 「もつれた」「絡まった」状態 → 主人公ラプンツェルの髪や、
                     運命のもつれを象徴
Frozen = 「凍った」状態 → 氷と雪の魔法に閉ざされた王国の世界観を一言で表現

 

2. 形容詞的な響きで世界観を出す

分詞は形容詞の役割を持つので、
名詞をつけずに雰囲気を想像させる効果があります。


例えばもし名詞をそのまま使うと、

  • 「Ice(氷)」や「Hair(髪)」だと説明的すぎて子どもっぽい
  • 「The Snow Kingdom」のようにすると具体的になりすぎる

分詞にすると抽象的で大人も惹きつけられるニュアンスになります。

 

3. 過去分詞は「受け身の状態」を自然に表せる

英語の過去分詞は「~された状態」を表します。
これは物語のテーマと合っていることが多いです。

  • Tangled → 髪も運命も「絡め取られた」状態
  •  Frozen → 国も心も「凍らされた」状態

つまり、ただの「物」ではなく、
ドラマ性のある状態を伝えられるんですね。

 

4. 国際的に分かりやすい言葉を選ぶため

英語を母語としない国でも「Frozen」や「Tangled」は短く、発音しやすく、
意味が直感的に伝わります。

世界中の子どもから大人まで理解できるように、
あえてこのような形を選んでいます。

 

具体例で見る!「Tangled」と「Frozen」のタイトル選定秘話

1. 「Tangled(塔の上のラプンツェル)」のタイトル変更理由

www.youtube.com

 当初、この作品は「Rapunzel Unbraided」や「Rapunzel」といったタイトルでした。
しかし、『プリンセスと魔法のキス』(2009)が「プリンセス」という言葉のために興行的に観客層を限定してしまったと考えられたことを受け、マーケティングの観点からタイトル変更が検討されました  ([en.wikipedia.org][1], [Movies & TV Stack Exchange]より)。

 

 また、物語の主軸がラプンツェルだけでなく、フリン・ライダーとの“二人の関係性”であることも強調されました。監督たちは、「Toy Story を “Buzz Lightyear” と呼ばないように、タイトルは作品の本質を反映すべき」として、デュオを象徴する「Tangled」が選ばれたと述べています ([Movies & TV Stack Exchange][2], [en.wikipedia.org]より)。

 

 タイトル変更の目的は、
  性別にとらわれず幅広い観客層にアピールするため
 かつ物語のテーマである「もつれ(tangled)」という要素を象徴するため
  だったわけですね。

 

2. 「Frozen(アナと雪の女王)」のタイトル選定について 

www.youtube.com

 この作品も当初は「The Snow Queen(雪の女王)」という原作に沿ったタイトルになる予定でした ([For the Love of Stories][3], [en.wikipedia.org]より)。

しかし、最終的に選ばれた「Frozen」は、氷や雪のイメージだけでなく、
「冷たく閉ざされた関係」や「冷えた心」を象徴する言葉として、物語のテーマに深く結びついています ([en.wikipedia.org]より)。

 プロデューサーのピーター・デル・ヴェチェオによれば、
 「Frozen」は作品を的確に表すタイトルであり、
    他の作品の影響を意識しているわけではないと明言しています ([en.wikipedia.org]より)。

 

タイトル 理由(マーケティング/物語的)
Tangled ・性別に中立的な印象で幅広い観客へ訴求
・ラプンツェルとフリンの「交錯した関係」を象徴
Frozen ・物語の核心(冷えた心・関係)を反映し感情的な深みを付与
・原作タイトルより現代的で抽象的な印象へシフト

 

これはディズニーの公式関係者(プロデューサーや監督)による発言や
信頼できる資料に基づいた内容です。

 

 

✅ まとめると、
ディズニー映画の英語名が分詞なのは、
短いのにドラマチックな「状態」や「世界観」を表せるからなんです。

 

英語タイトル 日本語タイトル 分詞の種類 直訳(状態) 効果・ニュアンス
Tangled 塔の上のラプンツェル 過去分詞 「絡まった」 ラプンツェルの長い髪や運命のもつれを象徴
Frozen アナと雪の女王 過去分詞 「凍った」 氷に閉ざされた王国や冷たい心の状態を表現
Enchanted 魔法にかけられて 過去分詞 「魔法をかけられた」 ファンタジー感や夢の世界への招待を表す
Haunted Mansion ホーンテッドマンション 過去分詞 「幽霊に取りつかれた」 怖さとワクワク感を一言で伝える
Hidden Figures
(ディズニーではない例)
ドリーム(日本公開タイトル) 過去分詞 「隠された」 謎めいた雰囲気や発見への期待を表す
         

 

参考URL:

[1]: https://en.wikipedia.org/wiki/Tangled?utm_source=chatgpt.com "Tangled"
[2]: https://movies.stackexchange.com/questions/94242/why-did-they-pick-the-title-tangled?utm_source=chatgpt.com "Why did they pick the title 'Tangled'? - Movies & TV Stack Exchange"
[3]: https://animatedmeta.wordpress.com/2015/05/30/whats-in-a-title-exploring-gender-and-naming-trends-of-the-disney-princess-movies/?utm_source=chatgpt.com "What's in a Title? Exploring Gender and Naming Trends of the ..."
[4]: https://en.wikipedia.org/wiki/Frozen_%282013_film%29?utm_source=chatgpt.com "Frozen (2013 film)"


以上、
ディズニー映画の英語タイトルが分詞な理由:Tangled, Frozen事例で徹底解説

をお伝えしました。


あなたの英語学習に少しでも
お役に立てれば幸いです。