オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

 本サイトはプロモーションが含まれています

"I owe you." インド人のフラットメイトとのほっこりする話

 本ページはプロモーションが含まれています

 

オーストラリア留学中

初めてのシェアハウスで、

一人だけ30代だったからか、

洗面所をよく髭剃りで汚すからか、

なんとなく他の4人(私を含めて20代前後) のフラットメイトと

距離のあったインド人のSくん。

 

ある日、自分の友達を連れてきて、

大規模なパーティをしていました。

私とコロンビア人のAくんだけ途中まで

参加しましたが、

私は何人かが外へタバコを吸いにいく

タイミングで退散。

その後、ダンスをしていたのか、

一晩寝られなくなるくらい、

うるさかったです。

 

その次の朝、

リビングルームはなんと大変なことに..!

ビールの空き瓶や

ポテトチップスが潰れたものが

散乱している床。

 

 実は、シェアハウスの契約書に

しっかりと目を通していた私は、

"No party." 「パーティをしてはいけない。」

の言葉を覚えていました。

 

パーティを黙認したフラットメイトも

罰金の対象と書かれていたことをふと思い出し、

朝6時に起床後、

語学学校に行く前に、

パーティをしていたとはわからないくらいまで

1人で急いで片付けました。

 

 

 

また、別の日には

急に雨が降り出した時には、

私が、フラットメイトの洗濯物を

せっせと取り込みました。

そんな時、インド人のフラットメイトが慌てて帰ってきました。

Did you have dinner? 「夕飯食べた?」

 

Not yet.  「まだだよ。」

 

彼女がいることはフラットメイトから

聞いていたので、

誰かとの夕飯の仲間に入れてくれるのかなと思いきや

2人で家の目の前にある

近所の日本食レストランに行きました。

 

その後、彼が奢ってくれました。

私が「いいよ。払うよ。」と言うと一言、

 

"I owe you." 

「僕は君に色々してもらっちゃったんだ。」

 

夕飯中の会話はほとんど盛り上がりませんでしたが、笑

どうしても何かお返ししたかった

という気持ちが伝わりました。

そのまま、有り難く奢ってもらいました。

 

一ヶ月ほどの滞在でしたが、

シェアハウスのおかげで、

国を超えて、

様々な人の優しさに触れられたことに

感謝しています。