オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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オーストラリアで出会った留学生たちから学んだ仕事観

オーストラリア留学中、

シェアハウスでの様々な国の人と共同生活を通して、

今までの価値観がガラッと変わりました。

 

 今回は、

オーストラリアで出会った留学生たちから学んだ仕事観

について、お伝えします。

 

オーストラリアで出会った留学生たちから学んだ仕事観

1. 仕事のモチベーションの違い

 オーストラリアで、

ブラジル人やコロンビア人、香港や中国人など

自国の治安を理由に、

母国に帰りたくない人々に出会いました。

 

彼らの働き方は、日本にいる日本人のように

「評判の良い企業に勤めたい」や

「こんな業種で働きたい」ではなく、

安全な暮らしのために、

生活費を稼ぐために懸命に働いています

 

 私のコロンビアの友人は朝4時起きで配達員の仕事。

ブラジル人の友人は朝2時起き+朝8時起きで2つの施設の清掃員の仕事。

もう一人は、Uber Eats + Electritian (電気関係) の仕事。

みんな仕事に感謝し、働き者でした。

2. 大きな夢を持って仕事する

 朝早い配達員や夜中の清掃員、Uber Eatsや建設業、レストランなど、

一見大変そうに見える仕事でも、嫌な顔1つせず、一生懸命に働く。

 

 そんな彼らの共通点は、

決して現状を諦めているのではなく、

大きな夢を持っていました

 

 「今通っている学校でオーストラリアで会計士の資格を取って、

いつかアメリカに移住する。」

「今はElectricianの過酷な仕事をしているが、

いつかオーストラリアの永住権を取った後、億万長者になる。」

 

などの大きな夢を語っている

彼らの目は輝いていて、

 

多少の苦労もなんてことない、

と乗り越えていました。

3. パートタイムの選択肢

 オーストラリアにいる留学生たちは、

ビザや英語力の関係で、

フルタイムではなく、

パートタイムで働いている人が多かったです。

 

なので、朝早く仕事が終われば、

その後、ビーチやジムでリフレッシュしたり...

余暇の時間を楽しんでいました

 

 また、オーストラリア人の若者の中にも

ライフスタイルを変えたいと

フルタイム→パートタイムへ移行する人も...。

色んな働き方が選ばれています。

 

4. 資格などを取りステップアップ

 長期的な視野で

目標を定めて、

ビジネス学校に行って、

仕事につながる資格をゲットしながら、

また企業のインターンを経験しながら、

少しずつステップアップしていく人が多かったです。



5. 暮らしたい環境・国に移る

 ブラジル人のクラスメイトは、

「僕は、自国にいた時はグラフィックデザイナーだったけど、今はLabour(労働者)だよ」

などと笑って言いながらも、

家族みんなでオーストラリアに移住し、

生活を大いに楽しんでいました。

 

また、BBQパーティで出会ったイギリス人も

「イギリスは雨ばかりで暗い。

明るいビーチライフを楽しめるオーストラリアが好きなんだ。」

とオージーライフを満喫していました。

 

 このように、自分の今までのキャリアを手放してでも、

オーストラリアの環境が好きで、

期的にオーストラリアに滞在することを目指す人

がほとんどでした。

6. 職場の人間関係は割り切る  

 オーストラリアで仕事を獲得する留学生は、

職場での人間関係はあまり気にせず

どんな職場でも

割り切って仕事をしていました。

 

 ちなみに私は、日本食レストランの上司からのパワハラ気味の発言に、

1ヶ月もしないうちにすぐ辞めてしまいましたが、

ブラジル人のフラットメイトには、

そんなこと辞める理由にならないと言われました...汗

 

まとめ

 オーストラリアにいる留学生たちの

大きな夢を持って、

細かなことは気にしない、

"幸せ"を見出す精神。

 

また、

目標を持ちつつも

"今"できることを頑張り、

"今"を楽しむ、

伸び伸びしたライフスタイル

学ぶことが多かったです。

 

 

以上、オーストラリア留学後 オーストラリアンライフに触れて変わった仕事観

についてお話ししました。

少しでも、参考になれば幸いです。