オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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教員一年目もう辞めたい!そんなあなたへ【非常勤講師のすすめ】

 教員1年目もう辞めたい!そんなあなたへ【非常勤講師のすすめ】

をお伝えします。

 

先生を目指している方の中には、

フルタイムで働く専任教員になりたい

いつか担任をやってみたい

そんな思いを持った方も

多くいらっしゃると思います。

 

私自身、一年目は何がなんだか分からずに

とりあえず専任を目指していました。

しかし、とりあえず専任

という考えは一年目が辛かった今、

浅はかな考えだったかなと感じています。

 

今回は、教員一年目で挫折し、

別の学校で勤めて四年経った今だからこそ

おすすめしたい【非常勤講師のすすめ】

お伝えしたいと思います。

 

 

教員一年目の壁

1年目で辞める現状

 30代でやっと夢見た小学校の教員になった方が

一年で辞めてしまった話を聞きました。

私自身一年目、ギリギリ最後まで続けて

教員を辞めた身であるので、

辞めなければならないほどの精神的身体的辛さが

予想できます。

 

教員一年目の壁

経験が少ない人ほど、

また経験のある先生でも職場環境の変化などにより、

ぶち当たるのが仕事の幅広さ

からくる教員一年目の壁

です。

 

学級経営、電話対応、授業準備、面談、

私立は学校説明会など広報の仕事、

また、中学校、高校の場合は部活動指導や

休日の引率...

 

また、教員を始めて数年のうちは

特にまだ教えたことのない題材を

教えるための準備に倍の時間がかかります....。

 

残業し、睡眠不足になり、

一年後、精神的にも身体的にも

耐えられなくなっていきます。

 

上手くいっている先生方から学ぶ
専任までのスモールステップ

塾講師→専任教員

一年目から始めるなら、

塾講師を数年やっていたと

授業力に多少なりの自信がある人がおすすめです。

私立は特に面接官の先生にも

経験がある先生は

喜ばれます。

 

非常勤講師→専任教員

 スモールステップを踏みながら、

非常勤講師を5,6年続けた後に、まだまだ余力があると感じ

専任教員になった先生も

私の周りにいらっしゃいます。

 

学校によりますが、

非常勤講師で5,6年ほど続けていた学校で

欠員が出た際に急遽専任になった先生もいました。

 

非常勤講師で始めて、物足りないと感じたら、

専任に移行できるサイン

と捉えても良いかもしれません。

 

私の周りにも始めは母校の非常勤講師として働き、

余裕が出てきてから別の学校もしくは働いている学校の

専任試験を受けて晴れやかに

働いていらっしゃる方が周りに沢山います。

 

非常勤で家庭を持つ先生方

 私の学校では、非常勤講師で家庭を持つ先生も沢山いらっしゃいます。

2校掛け持ちの方が多いので、

それはそれで違う大変さがあると思いますが、

皆さん幸せそうに働いていらしゃいます。

 

「非常勤は楽だから良いよ!」

と明るく言っている講師の先生もいました。

専任にこだわらずに

非常勤講師で幸せになる道もあるんだと

頭の片隅に入れておくことも

心の余裕につながります。

自分に合った働き方を見つけていきましょう!

 

TESOLなどの教師資格取得→専任教員

英語の場合、

大学在学中にTESOLなどの教師資格を取り、

専任になった先生方も多くいらっしゃいます。

テクニックやスキルを学んだからこそ、

自信を持って教壇に立っている方が多いです。

 

一年目、何も分からないより、何かしら授業のやり方、

ノウハウを習得していた方が

一年目も楽になり、

何よりも心の支えになります。

 

読書をする→専任教員

 あらかじめスキルや知識があるのとないのでは

仕事の楽さも全く違ってきます。

 

先生の仕事術の本などを

熱心に読まれて、研究している先生方も

一年目から専任になっても

冷静な考え方をしている印象です。

 

ベテランの熱心な先生方のテクニック、

経験談の書かれた本が

世の中に沢山あります。

教員を目指される方は、

教員になる前に読んでおく、手元に何冊か持っておくと

それだけでも違います。

 

明治図書出版のこちらの本は

個人的におすすめです。

様々な先生方のお話が書かれています↓

ICTに強くなる

ICTにも強い教員は

より効率的に働いている印象があります。

 

ICTが好きな方は極めていくと

教員で働く上で職場環境を改善する強みになるので

おすすめです。↓

 

 

教員のメンタルヘルスに触れておく

こいった教員のメンタルヘルスの本も

いざ自分がしんどくなった時に

予め読んでおくと良いです

教員だけが人生ではない、

自分だけが辛くない、

視野が広がります。

 

 

 

 

 

まとめ

給料が良いから!

夢が先生だから!

と頑なに始めから「専任」にこだわるより、

まずは講師から始めて

実際の授業スキルが身に付いてから、

フルタイムの教員に移行することが

現実的に考えて、

一年目の教員が精神・身体共に

健康的に働けるのではないかと

感じます。

 

実際、私立の中学・高校の場合、

専任になる場合は、ある程度のコマ数12~16コマが入ります。

それに加え、学級のこと、学年のこと、面談、など時間の取られる仕事が入ってきた場合、

ほぼ個人の授業準備にあてられる時間もありません。

 

授業のみに専念できる非常勤講師

から始めることをおすすめします!

 

 

以上、

教員辞めたい...!挫折しないために【非常勤講師のすすめ】

をお伝えしました。

 

もちろん1意見なので、

あくまでも参考にしていただければ幸いです。