オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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オーストラリアのローカルレストランで仕事探し【トライアルのコツ】

 オーストラリアレストランでの仕事探し

ぶち当たるのが、

トライアルの壁。

 

私自身は、面接のみで

ローカルジョブをゲットしましたが、

トライアルは二度経験しました。

 

いくつか私自身の体験

トライアルでのコツをお伝えします。

 

ローカルジョブに興味のある方は

こちらも是非ご覧ください↓

wembleypark2019.hatenablog.com

 

wembleypark2019.hatenablog.com

wembleypark2019.hatenablog.com

 

ローカルジョブでの服装については、

こちらをご覧ください↓

wembleypark2019.hatenablog.com

 

 

 

1. トライアルとは

 

トライアル(Trial)では、

  実際に現場でどのくらい働けるか

マネージャーに判断される試験です。

 

 ローカルレストランで仕事を探す際、

書類選考→トライアル採用

の順をたどることが多いです。

場所よっては、トライアルの代わりに、面接の場合もあります

 

 

2. トライアルまでの不安解消のために...

 現場の様子 

 まずは、実際の現場の様子を掴むことで、

不安も解消しましょう!

 

  シドニーは、国際色豊かな現場が多いです。

皆オーストラリア人? と思いきや、

現場に入ってみると、

イタリア人が多い現場、ブラジル人が多い現場、スペイン人が多い現場、

トルコ人の多い現場、

オーナー・マネージャーのみオーストラリア人の現場

など色々あります。

 

基本的に人種関係なく、

トライアルを受け入れてくれるところが多いです。

また、法律上人種、年齢などで差別をしないことと決まっています。

 

 ただ、イタリアンレストランのマネージャーなら、

イタリアンレストランに理解のある人を求めています

 

その国それぞれの文化を尊重しましょう。

 

 日本人への評判

 私は、テーブル番号を覚えるのに、

言われたことをメモしていたら、

イタリア人のマネージャーに、

真面目だと褒められました。 

日本人の評判も、

オーストラリア全土、また世界的に良いので、

そのお陰でもありますが、

自分だけアジア人だから...と萎縮しないで大丈夫です。

 

必要な英語のレベル

仕事で英語を使うため

必要なレベルの目安は、

会話に不自由ないくらいの

Intermediateレベルです。

ただ、

Intermediateないかも!と思ったあなたも

焦る必要はありません。

日本人に圧倒的に多いのが、

「私はまだまだ!話せません!」と自信がないこと。

 

私も実は

語学学校でUpper-intermediateクラスにいたときでさえ、

英語のスピーキング力が不安でした。

 

そんな時、

スペイン人の語学学校のスタッフから教わったことは、

英語に自信がなくても、

接客業では

とにかく丁寧さを全面に出すことです。

接客は笑顔でいきましょう!

 

接客で使える英語表現

" Could you...?"「〜していただけますか」

の表現を使ったり、

お客さんの要望を聞いた後には、

"Sure!"「もちろんです!」

など

簡単なフレーズでも

気持ちを込めて、接客することができます

 

こちらの記事に、詳しくまとめたので

ご参考までにご覧ください↓

wembleypark2019.hatenablog.com

 

実際にスピーキングの方は、

実はそこまで難しい英語を使わなくても大丈夫です。

私自身、シンプルな英語表現のみ使っていました。

 

 本格的に接客英語を使いこなしたい方は

こちら『みんなの接客英語 広瀬直子著』もおすすめ↓

 

トライアルまでの手順

 私は、Indeedで、レジュメを送り、

書類選考トライアル

で、どのトライアルのチャンスもゲットしました。

 

ただ、

書類選考→トライアル→採用

の順なので、

トライアルで安心しないようにしましょう...。

 

トライアルのコツ

※私は、トライアルに落ちたので、

 その反省を踏まえたアドバイスです。

 

1. テーブル番号を覚える

 まずは、トライアルの際、必ずと言って良いほど、

テーブル番号を覚えるように言われます。

 

Point!テーブル番号のメモをとる

マネージャーに予め、教えてもらう場合もあります。

その際には、

ささっとテーブルの位置と

テーブル番号のメモをとりましょう

 

マネージャーから教えてもらえない場合は、

他のスタッフに聞くのも1つの手です。

"Excuse me, but could you tell me the table numbers?"

など丁寧に聞けば、優しく教えてくれます。

 

2. スピード早く

  飲食店の経験のある方は、わかると思いますが、

スピード重視です。

 

現場はどのスピードなのか、

早く安全に動きましょう

 

私の友人は、動きがゆっくりしていて、

トライアルを落とされてしまったそうです...。

 

Point!キッチンを通るときの一言"Behind you!"

バーテンダーやキッチンなどで

作業中の他のスタッフのすぐ後ろを通るとき、

"Behind you!" 「後ろを通ります」

と言うと良いです。

 

タイ人のキッチンスタッフに

トライアルで教えてもらいました。

 

日本でもキッチンに入る際に「入ります!」

と言う現場も多いですが、

オーストラリアのキッチンも同じ。

 

スタッフ同士の衝突を防ぐ、

安全のための一言です。

 

3. 仕事内容を確認する

 自分に任されている仕事内容を確認しましょう。

食事を運ぶことなのか、メニューを聞くことなのか、

お皿を下げることなのか。

 

 もしマネージャーから特に指示されなかった場合、

他のウェイターさんのやっている通り、

全部が求められます。

 

Point! わからないことは周りのスタッフに聞く

わからないことは、

周りのスタッフに聞きながらで大丈夫です。

 

 特にトルコやイタリア、スペインの地中海沿岸の地域の人々や

ブラジルなど南米の地域のスタッフは

話しやすく、フレンドリーなスタッフが多い!

 

チームワークを組んでやりましょう。

 

4. お皿を下げる

 お皿を下げることは、誰でも簡単にできることです。

言われていなくても、積極的に!

アピールしていきましょう。

 

Point! ホテルレストランの綺麗な食器の下げ方をマスターする

 お皿をそのまま重ねるのは、

見栄えも良くなくNGです。

 

ホテルのレストランのやり方を家で練習してから

トライアルへ行くこと

をおすすめします。↓

www.youtube.com

 

ナイフはお皿から滑り落ちやすいので、

落ちないように

フォークの下に重ねることがポイント!

 

私自身は、イタリアンレストランでの

トライアル前の面接+実践テスト(食器類の下げ方)

お皿の下げ方を気をつけたところ、

トライアルに呼ばれました

 

5. メニュー名は覚える?

 レストランのウェブサイトなどで

メニューを予め

チェックしていきましょう

 

自分がお客さんとして、

一度食べてみることも

後のアピールにつながります。

 

小さいレストランでは、

キッチンにメニューとメニュー名

が貼ってある場合もあります。

 

しかし、

イタリアンレストランなど慣れない言語のメニュー名は覚えづらく、

トライアルのような数時間では、

覚えることは難しいです。

 

どうしてもメニューを覚えられない場合

心配しなくて大丈夫!

 

Point1 料理を出す際の"Here you go!"

 特に大きなレストランの場合、

メニュー名をちゃんと言わなくても、

"Here you go!"「どうぞ!」

と言えれば、大丈夫です。

 

Point2 食べ物の名前で差し出す 

 ある程度聞き、メニューが何なのかわかってきたら、

"mashroom soup", "potato" 等、

食べ物自体の名前でも大丈夫です。

一緒に働いていたウェイトレスもそうしていました。

 

大事なのは、簡単な一言でも

お客さんに対して

丁寧な言葉の雰囲気で

言うこと

優しく丁寧な響きの声で接客しましょう。

 

6. マネージャーに言われた通りにする

   仕事をゲットできるまでは、

全てに"Yes!"の姿勢でいきましょう!

 

 初めてのイタリアンレストランでのトライアルの時、

マネージャーに「コーヒーいる?」と言われても、

「実は、飲めないんです。」と言ってしまいました...。

 

コーヒーはイタリア人が何よりもこだわるもの。

後になってから、イタリア人フラットメイトから教えてもらったのですが...

失礼だったと後悔しています。

 

Point! マネージャーには"Sure!"の一言

 マネージャーに「〇〇してもらえる?」

など質問された時の答えで、

"Sure! "「もちろんです!」

が使えると良いです。

 

仕事ゲットできるまでは、

”Sure!”の姿勢でいきましょう!

 

もっと英語の会話の範囲を広げたい方へは、

シドニー生まれのオーストラリア人で英会話教材のクリエーターロウ,ステュアー(Rowe,Stuart)さんが携わっているシリーズがおすすめ↓

『仕事の英語できる人の話し方 明日から使える表現70 (外国人が上司になったら編)』

(目次:1上司とのスモールトーク/2上司からの頼まれごとに応じる/3上司の意見に賛成あるいは反対する/4問題が起きてしまったら/5理解できないときには/6何かを提案したいとき/7謝罪や遺憾の意を伝えたい)

 

明日から使える表現70(外国人の同僚ができたら?編)』

(目次:1主導権を握ったり、自信を示したりする/2お願いごとをしたい/3勇気づけたり、ほめたり、慰めたりする/4電話で話す/5誘ったり、誘われたり/6NOと伝えたい/7言い訳やお詫び

)

シチュエーションごとの自然な英語が学べます。

 

  お礼のメールをする

 日本の仕事でも面接後、メールするように、

トライアルの終わった日は、なるべく早めにお礼のメール

を送りましょう。

Point! ポジティブな意欲あるメッセージを!

「ますますレストランのスタッフに魅力を感じました」等の

ポジティブな意欲あるメッセージを伝えましょう。

 

「マネージャーから言われた一言が心に残った。」

「スタッフの協力体制に感銘を受けた。」

 など具体的であればあるほど◎です。

 

後日談: 全ては自信から

英語の自信をつけるために必要なこと

様々なTipsを教えてくれた、

スペイン人のスタッフは高い英語力ではなかったものの

仕事へのやる気が全面に出ていて、

簡単な英語でもコミュニケーションをとる力が抜群にありました。

 

そんな彼から、英語のレベルではなく、

英語への抵抗感をなくすことが大切

だと学びました。

 

英語への抵抗感をなくす方法

私自身は、

オーストラリアの語学学校で過ごして、

英語を話したり、聞いたりしているうちに

1ヶ月後あたりから

英語への抵抗感が徐々になくなってきたと思います。

 

やはり、スピーキング力を上げるためには

英語で話す環境に

身を置くことだと実感しました。

 

 日本で留学前に英語で話すことへの抵抗感を減らしたい方は

英語のスピーキング力に特化した

スパルタ英会話もおすすめ↓

 

ネイティブの先生とのグループレッスンも

通い放題というのが嬉しいポイント。

 

スピーキング力は人との英語の会話を通してしか上がらないので、

日本にいながら上げられる絶好の機会。

 

留学してから

スムーズにローカルジョブをゲットしたい方は特におすすめです。

是非チェックしてみてください↓

 

 

 以上、

オーストラリアのレストランで仕事探し【トライアル体験談とコツ】について

お伝えしました。

 

 オーストラリアのレストランで仕事を探しているあなたに

少しでもお役に立てれば、幸いです。