オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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私立中高一貫校教師になるための具体的な準備方法

私自身は、

私立中高一貫校に勤めて、5年目になります。

 

今まで私立中高一貫校の教員

2校(どちらも女子校)を経験してきました。

 

ちなみに1回目の就職では、3校中1校 内定をいただき、

 

2回目の就職では、

3校応募中3校とも 最終面接までたどりつくことができました。 

(1校目で内定をいただいたため、

2校は面接を辞退しました。)

 

今回は、私立中高一貫校の教員になるまでの準備

について、

具体的に私が行っていたことをお伝えします。

 

 

1. 各学校をリサーチ 

point1. 情報誌・インターネットで情報を各私立学校の情報を集める 

 その年最新の『首都圏中学受験案内』を購入して、

最新の情報をチェックします。

 

クラス規模、宗教の有無、その学校独自の特徴的な教育活動

など確認すると◎

 

首都圏の学校に興味のある方へおすすめは

『首都圏中学受験案内2024年度用』のシリーズ。

 

中高一貫校はこちら↓

高校はこちらも↓

 

 また、ネット上でも、
気になる学校の
ありとあらゆる情報をゲットしておきます。

www.youtube.com

 

ちなみに、私は

教員人材センターの無料セミナー

よくお世話になりました↓

kyoin.co.jp

興味のあるセミナーには、

是非参加してみてくださいね。

 

履歴書を持参し、履歴書を登録しますが、

その後強制的な勧誘などないため、

安心して参加できます

 

point2. 応募する学校を数校決める

 リサーチした中で、勤めたい学校、または

勤めるイメージができる学校を数校選びます。

 

私自身、女子校出身で、2回目の就活では女子校に絞ったことで、

全ての学校から最終面接の案内が来ました。

 

point3 実際に足を運んでみる

同じ女子校、共学、男子校でも

建物の外観から、生徒の様子から、全く違います。

 

偏差値が高ければ高いほど、

勉強に熱心なことはもちろん、

先生と生徒の距離なども各学校によって違います。

 

実際に足を運んでみることがおすすめです。

通学路が歩きやすいのか、自宅から無理なく通えるか、

先生や生徒の雰囲気はどんな感じか、

などチェックしてみましょう。

 

私自身は、明るい外観の建物の学校を好んで、

実際に足を運んだ時に一番、明るい雰囲気のした

現在の学校にご縁をいただきました。

 

2. 大学/大学院の卒業証明書を取り寄せる

 大学によっては、時間がかかるため、早めに申し込みます。  

 証明書の発行年月が最新だと、印象も良いため、

 就活する年の証明書を取り寄せました。

 

3. 履歴書を書く

Point1. 丁寧に書く

 早く書かれた綺麗な字よりも、

 時間をかけて、

 丁寧に書いているかどうかを見られています。

 

   私は一度、書類選考で落ち、見破られた! と感じました。

 

 ただ、時間もそう取れないのが現状です..。

 私自身は、20分ほど集中して、疲れたら休憩してを繰り返し、

 集中力は万全で、なるべく1発で履歴書を完成できるよう書きました。

 

point2 志望理由に学校の特色を入れる

 志望理由には、学校の特色を入れると◎です。

 採用側の学校も、自分の学校の特色に合う人かどうか、

また自分の学校の特色をよく知ってくれている人であるのかどうかを見ています。

 

キリスト教の学校では、キリスト教への理解、女子校では女子校、男子校では男子校...

など各学校の特色に合わせて

いかに自分がその学校の特色に合わせて動けるかアピールしましょう!

 

また、教育観の合わない学校で勤めるのは大変かもしれません。

宗教への理解がないのにも関わらず、
宗教の時間を任されてしまうなど、
合わなくて大変だったということがないようにしましょう!

 

自分に価値観が合うかどうか、

自分でも学校を判断・確認するきっかけにしてください。

 

4. 筆記試験対策

 私立中高一貫校の教員採用試験では、

大学受験レベルの筆記試験を受けることが多いです。

 

進学校であればあるほど、

教員に求められる合格点数基準も

試験の難しさも高くなります。

 

私自身は、大学受験で使っていた参考書、

赤本を中心に問題を解く練習をしました。

 

5. 面接試験対策

 「なぜ沢山ある学校の中で、この私立学校を志望したのか。」

 「なぜ、男子校、女子校なのか?」(良さは何か?)

  

 「男子生徒の喧嘩をどう止めるか」

  など場面指導について問われることもあります。

 

 また、学校特色の教育活動について、

すらっと口から出るように、

よくチェックしておきましょう。

 

6. 模擬授業対策

  模擬授業の始まる前に、

 「生徒役の先生方のお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」

 など聞いて、

 先生の名前をメモし、指名すると◎

 

 始めに話すことで、お互いの緊張もほぐれます。

 

 授業内容については、

 (英語の場合、) 音読を入れること、分詞構文の授業を入れるなど

 学校から事前に指定されることがあります。

 

 指定の活動を入れつつ、短時間の中で、

 本当の授業ではなく、

 アピールできるような授業構成にしましょう。

 

 

以上、 私立中高一貫校の教員になるまでの準備

についてお伝えしました。

私立中高一貫校の教員を目指す方へ、

少しでも参考になれば幸いです。