オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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不安解消!教育実習前にすべきこと

 教育実習に行く皆さん勇気ある選択、

素晴らしいです!

 

教員になる前の

一生に1度練習の機会が、教育実習です。

後悔のないよう、過ごしたいですよね。

 

 ちなみに、私は実習生の当時、

もともと小学校の先生になるのが夢であったこともあり、

中学・高校の教員になるか自信はなく、

将来のことを決めていませんでしたが...

 

母校(私立中高一貫校)での教育実習を機に、

母校の先生方のように働きたい!

と思い、教員になりました..! 

 

今回は、反省も踏まえて、

【教育実習前にすべきこと】についてお話しします。

 

※あくまでも個人的な意見なので、

参考程度に読んでいただければ幸いです↓

 

苦手な分野の復習

 例えば、私は英語の教員免許取得する予定でしたが、

英語の発音に自信がなかったのと、

大学受験英語が苦手でした...。

そこで、

苦手を克服するための教材を買いました。

 

などです。

 

 この中でも教育実習前は、

イムラン先生の発音練習をすることに決め

DVDを入れ、毎日、

テレビの前で発音練習していました。

 

効果

 イムラン先生の発音矯正DVDのおかげで、

中学2年生の生徒からも「発音綺麗!」と褒められ、

何よりも生徒が英語に興味を持ってくれることに、

嬉しく感じました。

 

 発音の教え方にも熱が入り、

私の方から恥ずかしがらずに

大袈裟にやると

生徒のみんなも

一生懸命に真似してくれました。

 

 また、教育実習中には、高校生の授業は担当しなかったのですが、

大学受験講座も勉強になり、自信へとつながりました

 

実習先の学校に質問

授業範囲を聞く

 学校にもよるかもしれませんが、

電話で授業範囲を聞くことがおすすめです。

指導教員が分かれば直接聞くと良いです。

 

最低1週間前であれば、範囲もわかると思います。

余裕を持って、それよりも前に聞いておきましょう!

分かり次第、その分野の知識をより深めていきましょう。

 

担当学年を聞く

 授業をするのに、生徒理解が大事です。

 自分の担当学年を聞き、生徒のイメージを持つことをおすすめします。

 

何が苦手で何が好きなのか、

ハマっていることは何か等、

推測してみましょう。

 

自分の母校だったら、自分の過去と重ね合わせても良いかもしれません。

 また、どんな授業をしたいかもイメージしてみましょう!

 

授業を考え始める

理想の授業をイメージ

 理想の授業をイメージしてみましょう。

 ぼんやりでも良いです。

「みんなが笑顔になる授業にしよう」等

 

 イメージをすることで、理想の授業に近づくために

今自分にできることは何か、

気づくことがあります。

 

私は、最初の授業で、

生徒に自己紹介カードを書いて欲しいと思い、

カードを用意しました。

 

できることから少しずつ始めてみましょう!

 

授業の流れをイメージ

 これは、自戒を込めてですが、授業の型がある程度決まっていると、

準備が簡単で、時間の節約になります。

 

英語の授業例

 例えば、英語の授業だと

導入
(5分)
生徒の興味関心を引くこと
身近な生活と関連づける
展開
(41分)
授業でのポイント文を強調
(意味の確認)
(10分)
  文の構造確認
(7分)
  発音練習
(5分)
  練習(ペアワーク、グループワーク等)
(19分)
まとめ
(4分)
フィードバック
間違え探し(Error Correction)

 

このような流れが考えられます。

(ちなみに、この流れは、TESOLで学んだことを応用しています。)

 

 

授業作りのヒント(参考までに...)

導入

 導入生徒の関心を集められるかが鍵です...!

身近な問題や生徒の好きなものを使ったり、

写真や絵、実物を使って

視覚的に興味深くすると良いです。

 

音楽や動画を使うことも考えられます。

先生自身もワクワクするような

自由な発想をしてみましょう!

 

ゴールを明確に

 生徒に定着させたい力(ゴール)から逆算して、

授業で生徒が取り組む活動

(ペア・グループ・個人・全体)

を決めていきます。

 

活動の後のフィードバック

 生徒の活動後は、

先生からのフィードバックで締めることも大切です。

 

 フィードバックがあることで、

生徒が「先生見てくれている」と感じたり、

課題への達成感が生まれます。

 

生徒を褒めたり、

生徒の意見を聞いたり、

解答の確認をしたり、

コミュニケーションをとりましょう!

 

時間配分

 時間配分は、生徒中心のアクティビティは、少し多めに設定したりなど、

授業中の生徒の出来にもよって、

調整すると良いと思います。

 

 

重要なのは、チャレンジ精神!

ある程度、授業に慣れてきたら、

最終的には、教育実習の先生ご自身が理想とする授業を組み立てて、

チャレンジしてみてください。

 

 私自身は、AL型の授業に興味があったため、最後はAL型の授業の実践をしました。

是非、指導教諭を頼りにしすぎるのではなく、

 主体的に授業にチャレンジしてみましょう!

 

 たとえ失敗したとしても、今後何が足りなかったか見通せますし、

先生自身がワクワクした授業に生徒は、ついていきます!

 

習慣の改善

教育書を読む

 色んな先生方の本があると思うので、

まずは、読んでみてください

 自分でも実践してみたいというものがあれば、

それをメモして、教育実習期間に

試してみるのも良いと思います。

 

 大事なのは、目の前の生徒に合わせた方法なので、

生徒に響かなかった場合などは、

臨機応変に対応しましょう!

 

趣味を見つける

 趣味を持つのも、先生の重要な要素です。

それをきっかけに生徒との関係を構築できたりします。

自己紹介では、自分の好きなことや趣味も合わせて

生徒に伝えてみましょう

 

 私自身、ゆずが好きと言ったら、

ゆずの好きな生徒が喜んでいました。

また、「生徒の頃、音楽の教科が一番好きだった」

と言った時には、

英語が苦手でも、共感する生徒が喜んで

英語の授業を受けるようになりました。

 

自己開示の練習をする

 自分の思っていること正直に伝えられる人になりましょう。

 

 RTF教育ラボの講師、村上敬一さんによると、

学級経営上手い人は、自然体だそうです。

「先生だから、こういってしまってはいけないのではないか...。」とは考えないで、

自分の思っていることを言葉にして、生徒や他の先生方に伝えることが重要です。

 

 まずは、友人や家族に、沢山話すのも良いでしょう。

自己開示すると、自分自身も楽ですよね。

 

生活習慣を改善する

 教育実習経験者が口を揃えて言うのが、

「よく食べて、寝ること」です。

教育実習中、お弁当作りを日課にして、

息抜きしている人もいました。

  

 私は実際TESOL受講中に、ご飯を抜いていたことで、

体重が2kg減り、肌荒れが悪化し、病院にいく事態に至りました...汗

中には、睡眠時間を削る人もいますが、

オススメしません... 。

 

 

 

 是非、自分の体調も万全な状態で、授業に臨めるよう、

生活習慣を整えましょう。

 

 

 

 以上、【教育実習前にやるべきこと】について、お伝えしました。

 

これから教員を目指す方に、

少しでも参考になれば、幸いです。