オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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私学新任教員のやるべき事②【セミナー受講のすすめ】

 最近、教員セミナーに受講しているのですが、

私学新任の先生方は特に、セミナーを受講することがオススメです。

 

 と言うのも、実は、私自身が新任時代、

教員だけの世界で生きたくないと、

セミナーに参加していませんでした...汗

 

 今、思うのは、セミナーを受講するからこそ、視野が広が

と言うことです。

 

 私学新任教員のやるべき事②として、

【セミナー受講のすすめ】について、お伝えします。

 

 

セミナー受講のすすめ

悩みが解決する

 同僚に相談しても、悩みが解決しない場合があります...。特に、年代が同じ場合、話を聞いてくれて、安心する反面、馴れ合いになってしまい、向上できない場合があります。 

 その点、セミナーに参加している、意識の高い教員と接することで、自分の悩みが解決されたり、先輩教員の講演者の話を聞くことで、解決される場合が多いです。

 また、セミナーでお話して下さる先生自身も、過去に苦労してきたことや、現在も苦労しながらもお話をして下さるので、勉強になります。

 グループワーク等でお互いに質問したりもできるので、セミナーのトピックにもよるかもしれませんが、悩み解決のために、セミナーを活用することをオススメします。

 

自分一人でないとわかる

 これは、どんなこともそうだと思いますが、

悩みのほぼ100%は、教員あるある、人間あるあるで、

悩みは自分一人ではないことが、セミナーを通してわかります。

 ただ、一人で悶々としている時には、簡単にはそう思えないと思うので、

 セミナーに参加して実感してみることがおすすめです。

 

自分のことが整理される

 グループワークなどで、意見や考えを求められることが多いので、「自分はこう考えていたんだ」とハッとすることもあります。また、回数を重ねるごとに、次第に自分の考えが整理されていきます。

 はじめは難しくても、その時は正直に、

「難しいですねぇ...。」「私にはちょっとわからないですけど... 」「すみません...><」と言えれば良いです。他の先生方が、ヒントをくれるかもしれません。

 

視野が広くなる

 ずっと同じ学校現場にいると、同じような先輩教員や同僚に囲まれ、

(同じ環境にいるとどうしても仕事の仕方が似てきます...。)

 チームワークなど団結している場合は良いですが、そうでない場合に、視野が狭くなりがちです。

視野を広くするためにも、セミナー受講は良いです。

 

先輩教員から教えてもらえる

 教員の世界は、特殊です。特に、私立学校の教員を目指している場合、研修は、ほぼないです。即一人前の教員として、働かなければなりません。そのため、事前に、知識などは、自分で仕入れる必要があります。セミナーは、学ぶ機会を存分に与え、助けてくれます。

 

Be Professional(プロフェッショナルであれ!)

 今思えば、海外の仕事では一人前として働くことが求められますし、

ある意味、プロフェッショナルとして自立しなければならないと言う面では、

成長できる仕事でもあります。

  そのため、何度も言いますが、知識などは、自分で仕入れましょう。


 教員にマニュアルはないですが、

やり方がわかるだけで、

冷静に対処できるようになりますよね

 

最後に...

自分の良いと思ったものから取り入れる。

 人間の脳の構造上、セミナーで学んだことを全て覚えることはできません

 もちろんメモなどすれば、後で見返すことはできますが、

あれもこれもとやっていたら、

自分で自分を忙しくしてしまい、

負担になれば、本末転倒です。

 

少しずつ、

自分にできること、

良いと思ったものからやってみましょう!

 

 

最終的には自分のやり方を見つける

 先輩教員のやり方が自分に合うかは、わかりません。 

私は、よく小学校の先生のセミナーにも参加しますが、

小学校の先生の声がけ(例えば、「忍者のように歩こう!」等)が、

中学生、高校生に同じように効果的であるかは少し違うと思います。

 

 もちろん、考え方は学べるので、

頭の引き出しに入れて、

最終的には、自分のやり方が確立できるよう、模索してみましょう!

 

 

自分を責めない

 一人でいる時、人間は極度にネガティブになるそうです。

教員は1対生徒のことが多いため、

特に若い先生は、自分を責めがちです。

 

 大事なのは、いつも上手くいく人なんていないと言うこと、

そもそも「上手くいく」と言う定義さえ、実は曖昧です。

 私の姉は、先生が上手くいってないと思っていても、生徒にとっては、ためになっている場合があると言っていました。


複数の視点を持つことが大切ですね。

 

 大勢の生徒を目の前にして、

上手くいかなくても、自分を責める必要はありません

 

マネジメントとは協力すること

 RTF教育セミナーの村上先生によると、

クラスマネジメントとは、

保護者、生徒皆と協力することだそうです。

皆で協力する、という意識だけでも違います。

 

是非、夢に見た教員生活を

豊かなものにできるよう、応援しています!

 

 

  以上、私学新任教員のやるべき事②【セミナー受講のすすめ】

についてお伝えしました。

 

 これから私学教員になる先生方に

少しでも参考になれば、幸いです。