最近、教員セミナーに受講しているのですが、
私学新任の先生方は特に、セミナーを受講することがオススメです。
と言うのも、実は、私自身が新任時代、
教員だけの世界で生きたくないと、
セミナーに参加していませんでした...汗
今、思うのは、セミナーを受講するからこそ、視野が広がる
と言うことです。
私学新任教員のやるべき事②として、
【セミナー受講のすすめ】について、お伝えします。
セミナー受講のすすめ
悩みが解決する
同僚に相談しても、悩みが解決しない場合があります...。特に、年代が同じ場合、話を聞いてくれて、安心する反面、馴れ合いになってしまい、向上できない場合があります。
その点、セミナーに参加している、意識の高い教員と接することで、自分の悩みが解決されたり、先輩教員の講演者の話を聞くことで、解決される場合が多いです。
また、セミナーでお話して下さる先生自身も、過去に苦労してきたことや、現在も苦労しながらもお話をして下さるので、勉強になります。
グループワーク等でお互いに質問したりもできるので、セミナーのトピックにもよるかもしれませんが、悩み解決のために、セミナーを活用することをオススメします。
自分一人でないとわかる
これは、どんなこともそうだと思いますが、
悩みのほぼ100%は、教員あるある、人間あるあるで、
悩みは自分一人ではないことが、セミナーを通してわかります。
ただ、一人で悶々としている時には、簡単にはそう思えないと思うので、
セミナーに参加して実感してみることがおすすめです。
自分のことが整理される
グループワークなどで、意見や考えを求められることが多いので、「自分はこう考えていたんだ」とハッとすることもあります。また、回数を重ねるごとに、次第に自分の考えが整理されていきます。
はじめは難しくても、その時は正直に、
「難しいですねぇ...。」「私にはちょっとわからないですけど... 」「すみません...><」と言えれば良いです。他の先生方が、ヒントをくれるかもしれません。
視野が広くなる
ずっと同じ学校現場にいると、同じような先輩教員や同僚に囲まれ、
(同じ環境にいるとどうしても仕事の仕方が似てきます...。)
チームワークなど団結している場合は良いですが、そうでない場合に、視野が狭くなりがちです。
視野を広くするためにも、セミナー受講は良いです。
先輩教員から教えてもらえる
教員の世界は、特殊です。特に、私立学校の教員を目指している場合、研修は、ほぼないです。即一人前の教員として、働かなければなりません。そのため、事前に、知識などは、自分で仕入れる必要があります。セミナーは、学ぶ機会を存分に与え、助けてくれます。
Be Professional(プロフェッショナルであれ!)
今思えば、海外の仕事では一人前として働くことが求められますし、
ある意味、プロフェッショナルとして自立しなければならないと言う面では、
成長できる仕事でもあります。
そのため、何度も言いますが、知識などは、自分で仕入れましょう。
教員にマニュアルはないですが、
やり方がわかるだけで、
冷静に対処できるようになりますよね!
最後に...
自分の良いと思ったものから取り入れる。
人間の脳の構造上、セミナーで学んだことを全て覚えることはできません。
もちろんメモなどすれば、後で見返すことはできますが、
あれもこれもとやっていたら、
自分で自分を忙しくしてしまい、
負担になれば、本末転倒です。
少しずつ、
自分にできること、
良いと思ったものからやってみましょう!
最終的には自分のやり方を見つける
先輩教員のやり方が自分に合うかは、わかりません。
私は、よく小学校の先生のセミナーにも参加しますが、
小学校の先生の声がけ(例えば、「忍者のように歩こう!」等)が、
中学生、高校生に同じように効果的であるかは少し違うと思います。
もちろん、考え方は学べるので、
頭の引き出しに入れて、
最終的には、自分のやり方が確立できるよう、模索してみましょう!
自分を責めない
一人でいる時、人間は極度にネガティブになるそうです。
教員は1対生徒のことが多いため、
特に若い先生は、自分を責めがちです。
大事なのは、いつも上手くいく人なんていないと言うこと、
そもそも「上手くいく」と言う定義さえ、実は曖昧です。
私の姉は、先生が上手くいってないと思っていても、生徒にとっては、ためになっている場合があると言っていました。
複数の視点を持つことが大切ですね。
大勢の生徒を目の前にして、
上手くいかなくても、自分を責める必要はありません。
マネジメントとは協力すること
RTF教育セミナーの村上先生によると、
クラスマネジメントとは、
保護者、生徒皆と協力することだそうです。
皆で協力する、という意識だけでも違います。
是非、夢に見た教員生活を
豊かなものにできるよう、応援しています!
以上、私学新任教員のやるべき事②【セミナー受講のすすめ】
についてお伝えしました。
これから私学教員になる先生方に
少しでも参考になれば、幸いです。