オーストラリア留学体験記

私学英語教員のオーストラリア留学体験記

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哲学カフェ【ソクラテス・サンバ・カフェ参加の感想】

  哲学カフェに参加しました。

一言で感想を言うと

楽しかった」です

 

 沢山話して、

年代が色々な人のお話が聞けて、

気持ちがスゥーと落ち着く感じがしました。

 

今回は、

ソクラテスサンバカフェに参加して、

わかったことや感じたこと

についてお伝えします。

 

 

ソクラテス・サンバ・カフェとは

 筑波大学の哲学・思想専攻の教授

五十嵐沙千子先生

メインファシリテータとして、

その場に集まった参加者の

話したいテーマについて

参加者が自由に話し合うカフェです。

 

詳細は、こちらをご覧ください↓

tetsugaku-cafe.com

 

参加者

 中学生~大人まで

幅広い年齢層が集まっていました。

 

 私は初めての参加でしたが、

中には、楽しかったから

2回目、

3回目以上と

参加している方もいました。

 

抽選

 現在はZOOMで開催されてるため、

参加者は抽選とのことだったので、

参加できるかドキドキしていたのですが、

無事にZoomの案内メールが届きました。

 

安心の場

 自分の気持ちをうまく言えなくても大丈夫

という場で、

 

特に中学生や大学生など若い人ほど、

言葉にできない場面もよくありましたが、

そんなことも含めて、

そうだよねと認め合える

そんな場で、

とても心地良かったです。

 

哲学カフェの流れ

1. 話し合いたいテーマを決める

 全員で20人くらいで、

始めに参加者が

「最近気になっていること」

「考えを巡らせていること」など

皆で話し合いたいテーマ

挙手制で話します。

 

 何も用意していなかった私は、

「難しいテーマで話せるかな。大丈夫かな...」

と不安に感じていたのですが、

そんな心配は無用でした。

 

自分の話したいテーマのグループを選び、

その後、ブレイクアウトルームで

グループごとに分かれます

 

2. 各グループで話し合い

 私は、「人生」のテーマを選びました。

私の他に3人の参加者の人と、話し合いました。

 

「人生」の捉え方が人によって、

ポジティブなイメージがあったり、

ネガティブなイメージがあったり、

「人生」と聞いて、

「過去」を想像する人がいたり、

「未来」を想像する人がいたり、

 

一人一人が違う考えを持っていたことに驚きました。

 

3. 全体で共有

 全体に戻って、グループでどんな話が出たか、

各グループからの話を聞きました。

 

 他のグループからの話を聞いていて、

例えば、「時間」がテーマのグループからは

「時間を空間で考える」などの話をしていて、

今までの自分で考えていた概念と違って、

面白い発見がありました。

 

4. 再びグループごとに話し合い

全体の共有の後、

再びテーマを選ぶことができます。

 

 1回目の時と

違うテーマのグループへ行っても良いとのことでしたが、

ほとんどの人が同じテーマにそのまま残っていました。

 

私も、

もう少し「人生」のテーマで話したいと思い、

同じグループに留まりました。

 

 一人別のグループから来た方がいて、

さらに話を深めることができました。

 

5. 再び全体で共有

「人生」をテーマに話していたのですが、

「時間」や「孤独」など、

違うグループとも 考えが繋がることもあって、

なんとなく視野が開けた気がしました。

 

6. 新しい人とブレイクアウトルームで...

 最後に違うグループにいた人と3人ほどで、

「今の気持ち」を話す時間がありました。

 

終わった後の感想

 思考が整理されて、

新学期からの不安など、

モヤモヤしていたことがなくなり、

晴れた気持ちがしました。

 

人によっては、モヤモヤが残り、

新たな問いが生まれた人もいました。

 

 哲学カフェ終了直後は、

私には問いが思い浮かばなかったのですが、

他の参加者に影響を受け、

問いがあるかなぁと考えを巡らせて、

 

「先生」とは何か

のテーマなど、話してみたいなぁと

後になって感じました。

 

教育関係者に是非!

 哲学対話など、今は様々な学校で

取り組まれていると思いますが、

哲学カフェは、

色んな年齢の人が集まっているので、

新たな発見があると思います。

 

 

教育に携わっている方、

モヤモヤした不安、

悩みがある方など、

とてもおすすめです...!