留学生の1つの人気な就職先が
レストランでのウェイター・ウェイトレスです。
そこで、必要となるのが、
RSAの資格取得。
今回は、RSA資格取得と注意事項について
シドニーでの体験談を交えながら、お伝えします。
RSAとは
RSA(Responsibe Service of Alcohol)の資格のことで、
お酒類を仕事で扱う人は、必要になる資格です。
対象者
お酒を扱う飲食店で働くスタッフ全員
(満18際以上)
- バーテンダー
- キッチンハンド
- ウェイター/ウェイトレス
- 飲食店経営者
難易度
Intoxication (酔った状態)
minors(未成年者)
などの専門用語が出てきますが、その都度調べれば大丈夫です。
Intermediate(中級)レベルであれば、理解できると思います。
所要時間
学校で受講する場合、1日7時間くらいの半日が多いです。
ワーキングホリデービザの人は、インターネット上のコースも受講可能で、その場合、その人の進め具合によって変わってきます。ちなみに、インターネット上のコースでは、
半日では終わらなく、最低でも3週間くらいはかかると思います。
注意事項でも書きますが、学生ビザの人は、インターネット上の受講不可なので、気をつけましょう。
おすすめの学校
Kenvale College
私は、ここでRSAを取得しました。ホスピタリティ専門の小さな大学です。
HP上にも書いてありますが、なんと!受講者全員の資格取得を保証しています。
また、国際色豊かな学生に理解のある先生なので、ゆっくりとわかりやすい英語で説明してくれました。受講者も私以外は、スウェーデン出身の人や、アジア圏、コロンビアなど、色々な国の人たちがいました。自信を持って、Kenvale Collgeをオススメします。
ただ、場所が郊外なので、バスを使って行くことになります。住んでいる家によっては、少し遠くなってしまうかもしれません。
学校自体は、とってもこじんまりとした家のような場所です。
私は、最初行った時に、学校と気付かず、素通りしてしまいました...。
Coffee School
多くの友人がこの学校で受講し、資格を取得していました。
口を揃えて、皆オススメしていた学校で、簡単だったと言っていたので、
こちらの学校もほぼ全員資格が取得できるのかなと思います。
学校の場所も、Cityエリアなので、学校や買い物のついでに行きやすいです。
注意事項
RSA取得前
国家認定のRSAであること
インターネット上で、安価ですぐに資格が取れる場合、詐欺の可能性があります。
実は、イタリア人のフラットメイトGちゃんがオーストラリアに来て早々、騙されました。
コースを修了すると、Service NSWで資格の申請をしないといけないのですが、
彼女は、それができないことに気付き、fake(嘘)の資格だと気づきました...。
インターネット上には、英語がネイティブでなかったり、RSAの取得が初めての人を騙す
サイトもあるので、十分に注意してください。
仕事をする際は、国家認定のRSAを取得しましょう。
州によって違う
NSW州のRSAは、他の州(VIC,WA, QLD...等) では、使えません。自分が働きたいところはどこであるか、受講するコースは、どの州の資格対象であるか確認しましょう。ちなみに、上記でおすすめのKenvale College, Coffee Schoolでは、NSW州の資格のみの発行となっています。
学校で受講する場合は、その学校の州があるところのみの資格取得ができると考えた方が良さそうです。
学校によって難易度が違う
コースを受ける学校によっては、テストを全て自力で解いて、中には、テストに受からない学生もいます...。お金を払って、時間も半日使うので、
せっかくなら、受講者全員が資格取得できるような学校を選びましょう。
上記でおすすめの学校、Kenvale CollegeとCoffee Schoolなら、大丈夫です。
学生ビザでは、インターネット上の取得不可
インターネット上にもRSAの資格取得コースはありますが、ワーキングホリデービザで取得可能でも、学生ビザでは資格申請不可となっています。コースの対象者が誰であるか、必ずチェックしましょう。
私は、一度、間違えてインターネット上でのコースを申し込み、
1コース目が終わった時点で、ビザの詳細を送るのですが、
学生ビザを送ったところ、その先に進めくなり、泣く泣くキャンセルしました。
RSA取得後
仕事に必ず持参
これは、資格取得後の話ですが、仕事には必ずRSAを持参し、可能であれば身につけておきましょう。私は、Daisoで買った、カード用のクリアフォルダに入れて、ズボンにつけていました。もし、RSAを忘れたら、直ちにマネージャーに相談しましょう。
仕事中に警察が確認に来る場合があります。私は、イベント会場でアルコールを売っている際に、一度警察にチェックしに来られたことがありました。
有効期限は5年間
RSAカードの発行後、有効期限が5年間になります。具体的な期限は、Expiry Date(有効期限)として、RSAのカードに記されます。期限の切れているものは、仕事で使えないため、改めて更新しなければなりません。
まとめ
注意事項が多くなってしまいましたが、
短くまとめると...
- 学生ビザでのRSA取得は学校のみ可能。
- 国家に認められている学校で受講する。
- 学校によって、難易度が違うので、おすすめは、受講者全員が資格を取れるところ
といった感じです。
一部、アルコールを扱わないカフェなどで働く場合は、
RSAの必要のない場所もありますが、仕事の幅を増やすためにも
ホスピタリティの業界(レストラン、飲食店、ホテル、カフェ)に興味のある方は、
アルバイト探しを始める前に、RSAの取得がオススメです。
以上、RSA資格取得と注意事項【体験談】についてお伝えしました。
シドニーでのRSAの取得を考えている方に、
少しでも参考になれば幸いです。